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こんにちは! あなたの地域の 「せいきょう便」

こんにちは! あなたの地域の 「せいきょう便」

生鮮食品から日用雑貨品まで 約400種類を積み込み、移動販売を行う「せいきょう便」。 その活動の様子と実際に利用しているみなさんの声を紹介します。

みやぎ生協・コープふくしまは、 SDGs(持続可能な開発目標)に 貢献することを約束(コミット)します。

くらしに寄り添うパートナー 移動販売「せいきょう便」

せいきょう便は2011年の東日本大震災後、被災地域の応急仮設住宅への巡回をきっかけにスタートしました。現在はお買い物が不便な地域や施設を中心に、宮城県で426ヵ所、福島県で35ヵ所巡回しています(2020年6月現在)。拠点となる生協店舗から約400種類の商品を積み込み、いざ出発。生鮮食品やトイレットペーパーなどの日用雑貨品に加えて、最近では要望の多かった衣類の供給も一部でスタートし、くらしに寄り添うパートナーとして進化をし続けています。

「今日も来ましたせいきょう便〜♪」のオリジナルソングとともにせいきょう便がやってくると、買い物バッグを持った人々が集まってきました。トラックには食材を中心に商品がところせましと積み込まれています。せいきょう便スタッフの「今日のおすすめ」も飛び出し、自然と会話も盛り上がります

自宅近くまで来てくれる 走るお店が愛される理由

【販売場所】
現在では郊外団地や高齢者施設などでも販売をスタート。子育てなどのライフスタイルや、高齢化によるバスや車での移動の大変さを解消することで、みなさんのお買い物のお手伝いとなっています。今後は台数増加も計画中です。

【利用者のニーズに応える】
大型車・小型車を使い分け、地域の特性に合った商品を積み込みます。希望があれば品揃えにない商品も次回の便でお届け。メンバー(組合員)以外も利用ができる、街の御用聞きです。

コープふくしま方木田店から商品を積み込むせいきょう便。川俣町でこの取り組みがスタートし、現在では町内5ヵ所に増やし活動しています

\こんなところが助かっています/ 私たち、せいきょう便が大好きです!

利用者さんの自炊率も増加しました」と施設職員さん

60代後半からの利用者さんが多いため、缶詰は蓋が手で開けられるものを取り揃えるなどの心配りも

特に人気は果物類。旬の色とりどりの商品が並びます。そのほかお菓子や菓子パンも大人気

事例その1 高齢者向け施設

高齢期の住まいとして、介護が必要な方のほか、自立した生活のためのサポート体制が整うサービス付高齢者向け住宅(ハイムガーデン仙台泉:一番館・二番館)では、2020年2月からせいきょう便をスタート。こうした高齢者支援施設でのサービス提供は新しい取り組みのひとつです。利用者が自らお買い物を楽しむことで、「自分らしいくらし」実現の手助けとなっています。

事例その2 公民館周辺・住宅街

2019年11月末から巡回がスタートした宮城県名取市相互台地域では、毎週水曜日に1日で計8ヵ所を移動。団地内を細かく巡回することで、より気軽に利用できるよう工夫しています。利用者は年配の方から主婦、家族連れなどさまざま。最寄りにスーパーのない郊外団地であることから、1日で約60人の利用者が集まります。

せいきょう便のトラックは、商品がたくさん積み込めるだけではなく取り出しやすさや検索性も考え抜いて作られた特別仕様です

「せいきょう便」に関するお問い合わせ
みやぎ生協 店舗運営本部
TEL:022-374-0453
(受付時間9:00〜18:30 土・日・祝日除く)