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資源を有効活用!みんなで参加しよう!リサイクル

資源を有効活用!みんなで参加しよう!リサイクル

メンバー(組合員)のみなさんから集めたリサイクル品のゆくえと、気軽に参加できるリサイクル活動をご紹介します。

今日も誰かのために有効活用!みやぎ生協・コープふくしまのリサイクル活動

 みやぎ生協・コープふくしまで集められた古紙やプラスチック類などは、さまざまなところで有効活用され、巡り巡ってわたしたちのくらしに還元されています。今回は、メンバー(組合員)が気軽に参加できるリサイクルに注目。さまざまなリサイクル品を回収している「みやぎ生協リサイクルセンター」の取り組みに触れ、集められた資源のゆくえをご紹介します。

「環境」を考える多様な取り組み環境負荷の低減を目指して

 「みやぎ生協リサイクルセンター」は環境負荷低減を目的に、みやぎ生協の店舗や事業所、メンバー(組合員)から回収した廃棄物を収集・分別・再資源化し、これらを管理する施設として2006年にスタートしました。2014年には、全国の生協で唯一の取り組みである店舗から出る食品残渣を乳酸発酵によって飼料化する「エコフィード方式」を開始。一般社団法人日本有機資源協会主催「第2回食品産業もったいない大賞」で「食料産業局長賞」を受賞しています。
 さらにリサイクルセンター内で使用する電力・温水(ボイラ加熱)にも、みやぎ生協の店舗などで調理に使用した廃食油を活用する発電機を全国に先駆けて導入し、年間61トンのCO₂排出量を削減。廃棄物とCO₂排出量の削減にも取り組んでいます。
 「店舗・宅配で回収するさまざまなリサイクル品は、メンバー(組合員)がルールを守って出してくださるおかげで、再資源化がしやすいです。こうした一人ひとりの少しの行動が未来の地球環境のための一歩につながります。みなさんも、ペットボトルやトレーなど生協のリサイクルにご協力ください」(渡辺センター長)

コープ東北サンネット事業連合 環境・サステナビリティ推進部 課長 兼 みやぎ生協リサイクルセンター
センター長 渡辺 信也さん

みやぎ生協 リサイクルセンターの \ 取り組み /

みやぎ生協店舗・事業所を毎日トラックで回り、廃棄物を自己収集。分別・再資源化し出荷しています。

古紙、段ボール、牛乳パック、発泡スチロール、卵パック、プラスチック類

減容・圧縮 ▶︎ 再生プラスチック原料、再生紙原料、固形燃料(RPF)へ

店舗から出る野菜・果物、惣菜の食品残渣

エコフィード化 ▶︎ 液状化飼料として宮城県内養豚場へ

\今日から始められる/みんなで気軽にリサイクル!


みやぎ生協・コープふくしまで実施しているリサイクル活動をご紹介。身近なところから気軽に始めてみよう!

宮城・福島

アルミ缶を集めて「COOP緑の基金」に募金

店舗設置のリサイクルコーナーで回収したアルミ缶の売却益は「COOP緑の基金」に募金され、宮城県内14ヵ所にある「こ〜ぷの森」を育てる活動に役立てられています。
【リサイクル参加方法】
❶軽くすすいで乾かす ❷店舗のリサイクルコーナーへ

ペットボトルの回収

店舗設置のリサイクルコーナーで回収したペットボトルは、再生プラスチック原料としてペット樹脂製品などに再生されます。コープふくしまでも2023年7月より店舗回収をスタートしました。
【リサイクル参加方法】
❶ラベルをはがす ❷軽くすすいで乾かし、つぶす ❸店舗のリサイクルコーナーへ
※ソース、サラダ油、ドレッシングなどの油類のボトルは回収できません。

牛乳・紙パックを再利用

回収した牛乳・ジュース、豆乳やお酒の紙パックなどの紙原料を再生利用し、リサイクルパルプ100%の「コープコアノンロール」へ。芯がなく環境にも家計にも優しいトイレットペーパーです。
【リサイクル参加方法】
❶紙パックを開く ❷洗って乾かす ❸店舗のリサイクルコーナーへ、または宅配担当者へ

古紙の再利用

宅配商品カタログWeek・Weekに折り込んでいるチラシや、店舗で使用したポップ、古新聞などの古紙は圧縮し、容積を減らして再利用しています。
【リサイクル参加方法】
❶古紙をまとめ、店舗のリサイクルポイントシステムボックスへ ❷宅配チラシは配達時に宅配担当者へ

宮城

食品残渣をエコフィード(液状化飼料)化

店舗から出る野菜・果物、惣菜、生産工場の食品残渣は、回収・選別後、ビニールなどの異物、野菜などに含まれる繊維質のものを取り除き、破砕機にかけ、冷却、熱処理を繰り返し、エコフィード(液状化飼料)化。豚を育てる飼料として有効活用されています。こうした食品リサイクルは、みやぎ生協では90%台となり、CO₂削減にもつながっています。

ペットボトルのキャップはユニセフ募金に

店舗設置のリサイクルコーナーで回収したペットボトルのキャップは、細かく粉砕し固形燃料(RPF)やプラスチック製品に変身。売却益はユニセフへ募金し、世界の子どもたちのために役立てられています。
【リサイクル参加方法】
❶軽くすすいで乾かす ❷店舗の回収ボックスへ

 

みやぎ生協の環境・ サステナビリティ政策とアクションプラン

みやぎ生協では2030年に向けたサステナビリティアクションとして、食品ロス削減をはじめ、7つのアクションプランを進めています。
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「みやぎ生協リサイクルセンター」の取り組み
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