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被爆・戦後の歴史から80年 平和な未来に思いをはせる

被爆・戦後の歴史から80年 平和な未来に思いをはせる

「平和とよりよき生活のために」のスローガンのもと、みやぎ生協・コープふくしまが取り組んでいる平和な社会の実現に向けた活動をご紹介します。

日野 陽斗さん

宮城県石巻市在住の高校2年生。
2025年度「ピースアクションinオキナワ」に参加し、今まで漠然としていた幸せという存在(友達や家族)を、沖縄で見たゴデチアの花に見立て描きました。

平和を考える取り組みとこれからの未来に向けて

 2025年は、被爆・戦後80年という節目の年です。みやぎ生協・コープふくしまは、平和で持続可能な社会の実現をめざし、誰もが安心してくらせる平和な社会を実現することを目指して活動しています。
 戦争を経験した世代が少なくなる一方で、世界では依然として紛争が絶えません。戦争や被爆の記憶を伝え、核兵器のない世界を実現するためには、私たち一人ひとりが平和についてともに考えることが大切なのではないでしょうか。
 みやぎ生協・コープふくしまでは、メンバー(組合員)の皆さまからの平和募金を活用し、沖縄県と広島県へ親子が学生を派遣する「ピースアクション」という活動を行っています。「ピースアクションinヒロシマ」では、被爆体験を学び、核兵器のない世界への思いを共有します。「ピースアクションinオキナワ」では、沖縄戦の真実と現在の基地問題を学び、平和について深く考えます。24年8月の「inヒロシマ」では、小中学生の親子3組と高校生2人を含む12人、今年3月の「inオキナワ」では学生2人を含む4人を派遣しました。派遣後の報告会では、多くの方と学びや気づきを共有しています。今後も、次の世代へ平和への思いをつなぐ企画や、より多くの方が参加できる活動を通して、平和な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。

▲2025年度「ピースアクションinオキナワ」の参加者(仙台空港にて)

\平和ってなんだろう/みんなで考える平和のかたち

これまで実施してきた、みやぎ生協・コープふくしまの平和への取り組みの一部をご紹介します。

「へいわの輪」プロジェクト

へいわの輪プロジェクトは、毎日のくらしの中で感じる「しあわせ」や「へいわ」への想いを共有する取り組みです。絵本のタイトルとコメントを募集する「絵本でつなごう『へいわの輪』プロジェクト」(募集期間2021年11月~2022年2月)を実施したほか、絵本を通じて「へいわ」を感じてほしいと、親子や保育施設に絵本を寄贈する取り組みも行いました。

▲「へいわの輪プロジェクト」の詳細はこちら

▲集まった126冊の絵本は、多くの人と想いを共有するため、「絵本キャラバン」として宮城県・福島県の各会場を巡回し、寄せられたコメントとともに展示しています

▲これまで宮城県・福島県内合計65会場で開催しました(2024年時点)

「しあわせ」や「へいわ」を感じる絵を描こう♪

2024年4月~7月まで絵とコメントを募集し、178枚の作品が寄せられました。
仙台駅前の商業ビル・アエルにて展示し、受賞作品の表彰式を行いました。

▲理事長賞
「みんなニコニコ」Rさん(小学2年生)
自分がお世話している花が育っていくのがうれしい

▲キッズ賞
「しあわせになれるにじ色の花」Aさん(小学3年生)
幸せになれるにじ色の花をプレゼント

▲2024年「へいわの輪プロジェクト」
優秀作品の展示の様子

「ピースアクションinヒロシマ」派遣報告会のご案内

日時:9月6日(土)
場所:アエル2階アトリウム

みやぎ生協、コープふくしまから小中学生の親子や高校生を派遣しました。それぞれが実際に見て聞いて感じた「ヒロシマ」について報告します。また、「しあわせ」や「へいわ」を感じる絵を描こう♪の優秀作品表彰式を行います。

詳しくはこちらから

初開催!子ども平和新聞

みやぎ生協では、子どもたちが新聞記者になり「子ども平和新聞」を作る取り組みを初実施しました。河北新報社の記者に取材ポイントや書き方を学び、実際に取材をしました。作った新聞は報告会で発表し、みやぎ生協各店舗やホームページに掲示します。

みやぎ生協生活文化部くらしの活動推進課
TEL 022-347-3826
電話受付:月〜金曜9:30~17:00