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沖縄から問いかける戦後81年 「平和とは何か」

沖縄から問いかける戦後81年 「平和とは何か」

戦後80年を経て、当時の記憶が薄れゆく今。現地を訪れ、沖縄戦の歴史を学んだ学生の声をご紹介します。

平和を共に考える「ピースアクションinオキナワ 沖縄戦跡・基地めぐり」

 世界各地で紛争が続く昨今。次世代を担う一人ひとりが、平和を意識し、考える機会がより重要になっています。第二次世界大戦終結後80年が過ぎ、当時の記憶が薄れゆく中、多くの住民が巻き込まれた沖縄戦の歴史と実相を、次世代に継承していくことが重大な課題となっています。
 みやぎ生協・コープふくしまでは、メンバー(組合員)の皆さまからの平和募金を活用し、平和について考える機会として親子や学生を派遣する「ピースアクション」という活動を行っています。平和ガイドとして活躍されている方々のお話やフィールドワークを通じて、沖縄の歴史や戦争体験、平和を次世代へつなげていくことの大切さを学んでいます。

\2026年ピースアクションinオキナワ/活動記録

学びと交流(1日目)

学識者や戦争体験者による学習講演会に加え、夕食懇親会では沖縄の文化や芸能(琉球舞踊やエイサーなど)に触れながら交流しました

学習講演会

琉球舞踊

フィールドワーク(2日〜3日目)

大型バスで対馬丸記念館、平和祈念資料館、普天間基地などの戦跡や基地をめぐりました

平和祈念資料館

平和祈念公園内にある平和の礎

「知る」ことから平和は始まる沖縄の地で気づいた、私たちにできること

「ピースアクションinオキナワ 沖縄戦跡・基地めぐり」に参加した若者たちへ、学識者や戦争体験者の声に耳を傾け同世代と語り合った3日間を通して見えてきたことをお聞きしました。

(左)吉田 愛理さん(宮城・高校2年生) (中)小林 瑚乃羽さん(福島・大学1年生) (右)中村 美海さん(宮城・大学1年生)

3日間の体験で感じたこと

吉田さん:戦争については、祖母の話や本で見ることが多くて。今回初めて沖縄に行き、実際に見聞きしたことで感じたのは、伝わり方次第でとらえ方も異なるということです。現地の人の話を聞くこと、自分自身の目で確かめるのが一番大切だと感じました。

小林さん:私も吉田さんと同様に、現地で気が付いたことがたくさんありました。これまで読んだ本の内容が、直に話を聞き資料館での展示を観たことで、気持ちがきつくなるほどすごく入ってきて、涙が止まりませんでした。残酷さや悲惨さは現地に行かないと分からなかったです。沖縄には戦争の爪痕がたくさん残っていて、実際に攻撃を受けた壁が展示されていたりと、現実であることを思い知らされました。

中村さん:知識として知っているということと、現地の人から聞くのとでは言葉の重みが違いました。当時の状況を聞きながら現地を見ると、より感情が伝わってきて…。現地で学ぶことは本当に意味があることなので、事前学習も大事ですが可能であれば現地に行って体験するのがいいと思いました。

今後、平和をつなぐためにどのようなアクションが大切と考えますか?

中村さん:伝えることが大切だと思います。でも自分が持っている知識ではまだまだ不十分。これからも平和について学び続けるのはもちろんですが、身近な人たちと一緒に考える機会を増やしていくことが必要だと思いました。講演してくださった玉木さんは子育てについて話しされていて、子どもの頃から戦争や暴力で物事を解決してはいけないということを伝えていきたいとおっしゃられていました。一人でできることは小さいですが、みんなと一緒にやれば大きな力になると思うので、身の回りからちょっとずつ始めていけたらと思っています。

小林さん:私は戦争や震災などの教訓を、大人から子どもまで多くの人に興味を持ってもらえるよう、記念碑のような形に残るものを作って伝え続けるのが大切だと感じました。沖縄の公園では遊具と一緒に戦争関連の石碑などが置かれているのを見ました。子どもたちが遊びながら自然と戦争の歴史を身近に感じられるのがいいなと思い、伝える工夫というのも今後もたくさん学んで活用していきたいです。

吉田さん:同世代の身近な人と一緒に、考えるきっかけを作って興味を持ってもらうことが大切だと考えます。沖縄を観光することはあっても、戦跡巡りをしたという人は少なくて。これからは、まずは若者に興味を持ってもらうことが重要だと思うので、今回吸収した情報を周囲にも伝えながら色々な人に意見をもらいたいです。

小林さん:興味を持ってくれた人が、今回の私たちのように現地で戦争の痕跡に見て触れて、平和について考える人が少しでも増えてくれたらうれしいですよね。

吉田さん:今回の旅で年上の2人が明るい空気を作ってくれて、とても心強かったです。お姉さん2人と一緒に学べたからこそ、いい思い出がたくさんできました。

中村さん:3人で同じものを見ても、違った視点や感想をそれぞれ持っているので話していてすごく楽しかったです!

お知らせ

❶9月5日(土)
「ピースアクション in ヒロシマ報告会」

場所:アエル 2Fアトリウム(仙台駅前)
時間:10:30〜12:30(オンライン配信あり)
詳しくはP15のスコープ通信をご覧ください

❷10月17日(土)
「へいわの種をまこう ピースピースピース!」

場所:みやぎ生協文化会館ウィズ
時間:10:30〜15:30
内容:へいわのお祭りです。楽しい企画がたくさんあります!
【特別企画】絵本作家いしかわこうじさんによる講演会とワークショップ

⇒詳しくはこちらから

お問い合わせ

みやぎ生協 生活文化部
TEL.022-347-3826
〒981-3112 仙台市泉区八乙女4-2-2
受付時間:9:30〜17:30(土・日曜、祝日除く)