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毎日の食卓に+(プラス)発酵食品の魅力

毎日の食卓に+(プラス)発酵食品の魅力

日々の食卓に発酵食品のパワーをプラス。 発酵食品の持つ魅力とおいしさ、そして効果的に取り入れるポイントを専門家にお聞きしました。

食材の機能性がアップする !?発酵食品の良さ

酵母や乳酸菌など、微生物の発酵作用により造られる発酵食品。
昔から人々のくらしと食文化の中で受け継がれ、使い方・食べ方とともに進化しながら世界中で愛されてきました。
「発酵作用により食材の機能性がさらにアップするんですよ」と、金内誠教授。大きく3つの効果があると言います。
1つ目は食材の保存性の向上。
2つ目は、微生物の作用で香味が変化したり、素材が柔らかくなり食べやすくなったりと、香味や食感の変化に伴う嗜好性の向上。
3つ目は、整腸作用や免疫調節作用、疲労回復、栄養の消化・吸収がされやすくなるなどの、健康機能性の向上があります。
発酵食品にはおいしさはもちろん栄養性の向上と、健康維持にも役立つ可能性がたくさん秘められているのです。

気候風土や食文化に根ざす発酵食品の種類

日本では代表的なもので清酒や醤油、納豆、味噌、麹、くさや、海外ではキムチやヨーグルト、チーズなど、その国や土地の気候風土、そして食文化の多様性の数だけさまざまな種類があります。今回はその中でも、身近な存在である3つの発酵食品をピックアップし、その魅力を紹介します。