太陽をたっぷり浴びた、奥行きある味わい「めぐみ野」梅干
宮城県角田市の19戸の生産者たちによって作られている「めぐみ野」梅干は、現在では珍しい昔ながらの製法で作られています。
ひと粒ひと粒に込められた、おいしさへのこだわりをお聞きしました。
材料は梅、しそ、塩のみ。シンプルにこだわる伝統的な製法
農事組合法人
古豊室(ことよむろ)農業生産組合 理事
鎌田 源秋(もとあき)さん
伝統的な製法の梅干し作りを父から引き継ぎ、この道30年を迎える鎌田さん。幼い頃から親しんだ味わいを大切にしながら、梅の生育から梅干しを漬ける工程まで一貫して、丁寧に向き合っています。
メンバー(組合員)の想いがつながる長く愛され続ける伝統の味
食欲をそそる鮮やかでツヤのある色、ふっくらと大きな粒で白米に合う奥行きのあるしょっぱさが魅力の「めぐみ野」梅干は、1972年、みやぎ生協職員とメンバー(組合員)が梨の台風被害の視察のため、角田市の生産者宅を訪問した際に、お茶請けに出された梅干しのおいしさに感激したことがきっかけで商品化につながりました。
多くの人から50年以上愛され続ける梅干しの生産を支えるため、2021年に「めぐみ野」商品を1つ購入するごとに1円を積み立てた「応援金」の中から、50万円が梅の苗木購入に充てられました。2022年3月下旬に白加賀梅や南高梅など5種類計325本の苗木が植樹され、数年後にはたくさんの生産を見込んでいます。「太陽の光がまんべんなく葉に降り注ぐよう剪定して、大切に育てていきたいです」と、鎌田さん。おいしい梅が実るのが楽しみと笑顔がこぼれます。
新しい苗木で、今後は10%の生産量向上を見込んでいます
やりがいを感じる瞬間とは?
メンバー(組合員)のみなさま、応援金をいただきありがとうございます!私たちは梅の生育と加工製造に向き合いながら、幼い頃から食べている、昔ながらの味わいの梅干しをお届けしています。梅干しは貯蔵期間が長いほど味わいがまろやかになります。お店で手に取るタイミングによって、その微妙な味わいの差を食べ比べてみるのも面白いのではないでしょうか。白米にぴったりの梅干しですが、ぜひ色々な食べ方を楽しんでみてくださいね。
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「めぐみ野」梅干 取り扱い
みやぎ生協・コープふくしま全店舗
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生産者のメッセージを動画でチェック
https://youtu.be/i9nJ-y0HXJ0