めぐみ野REPORT

今から50年前。みやぎ生協のメンバーさんや生産者の方々と始めた「顔とくらしの見える産直」。
生産者と消費者の食に対する思いを直接結ぶ「産消直結」の取り組みです。

薄皮パリッ!芯までしっかり歯ごたえ「めぐみ野」きゅうり

薄皮パリッ!芯までしっかり歯ごたえ「めぐみ野」きゅうり

芯までしっかりとした歯ごたえがありながら、皮がやわらかく食べやすい「めぐみ野」きゅうり。
宮城県石巻市で40年間「めぐみ野」ブルームきゅうりの生産に情熱を注ぐ、平山さんをはじめとする生産者のみなさんにお話をお聴きしました。

味・食感・鮮度にこだわったきゅうりを届けたい

石巻市きゅうり生産組合(生協部会)平山 敏行さん

父の代から営んできた野菜農家を19歳で継ぎ、今年で70歳となる平山さん。「めぐみ野」きゅうりの石巻産直初期メンバーの一人でもあります。スタート当初からブルームきゅうりの栽培にこだわり、現在は30〜70代までの7人の生産者で、切磋琢磨しながらおいしさにこだわる生産を続けています。

「めぐみ野」に仲間入りして40周年こだわりのブルームきゅうり

 「めぐみ野」きゅうりは、やわらかい皮と芯までしっかり感じる歯ごたえ、爽やかな甘みとみずみずしさが特徴です。「めぐみ野」として40年にわたりブルームきゅうりの栽培にこだわる理由は、味・食感・鮮度の持ちの違いにあります。「ブルームと呼ばれるきゅうり表面の白い粉は、自身から分泌される天然物質。きゅうりの水分蒸発を防ぐ役割があり、みずみずしさを保つ役割があります」と教えてくれたのは、この道50年以上になる大ベテランの平山さん。また、生協独自の取り組みである、収穫後にそのまま箱詰めをする出荷規格の簡素化で、生産者の負担を軽減。きゅうりに触れる回数が減ることで傷み防止にもつながり、鮮度を保ったまま店頭に並べることができます。こうした生産者と生協の二人三脚の歩みが、鮮度抜群でおいしいと評判のきゅうりを作り上げているのです。


出荷規格の簡素化を図り、収穫をしながら箱詰めすることで、傷み防止や鮮度保持につながります

「めぐみ野」きゅうり情報はこちらから

 

やりがいを感じる瞬間とは?

写真:石巻市きゅうり生産組合(生協部会)の皆さん
日々おいしいきゅうり作りに集中してきたため、40周年があっという間のように感じ驚いています。こうして生産を続けられているのも、メンバー(組合員)さんの支えと励ましがあってこそだと実感しています。これからも感謝の気持ちとともに、新鮮でおいしいきゅうりを作り続けていきたいですね。

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