めぐみ野REPORT

今から50年前。みやぎ生協のメンバーさんや生産者の方々と始めた「顔とくらしの見える産直」。
生産者と消費者の食に対する思いを直接結ぶ「産消直結」の取り組みです。

たっぷりの愛情と豊かな環境で育つ「めぐみ野」志津川湾産養殖銀さけ

たっぷりの愛情と豊かな環境で育つ「めぐみ野」志津川湾産養殖銀さけ

養殖銀さけの生産日本一である宮城県。
南三陸町戸倉地区で銀さけ養殖に力を入れている生産者に、「めぐみ野」志津川湾産 養殖銀さけの魅力をお聞きしました。

養殖銀さけ発祥の地、志津川湾ならではのおいしさ

戸倉銀鮭養殖部会 部会長 佐藤 正浩さん

銀さけ養殖を行う父の背中を見て育ったという佐藤さんは、自身も養殖に携わり34年目を迎えるベテラン漁師です。現在は、南三陸町戸倉地区・同部会の生産者仲間と共に、「めぐみ野」志津川湾産 養殖銀さけを出荷しています。

引き締まった身と脂ののりが格別 宮城県を代表する養殖魚

 色鮮やかで引き締まった肉質。上品でとろけるような脂が特徴の「めぐみ野」志津川湾産養殖銀さけは、1978年に国内初となる養殖に成功し、1998年より「めぐみ野」に仲間入りしました。志津川湾の豊かな自然と、寒流の親潮が栄養をもたらすリアス式海岸の地形、そして、銀さけの養殖に情熱を注ぐ生産者のみなさんが、格別のおいしさを誇る銀さけを育てています。「志津川湾を囲む山々から流れ出すミネラルなどの豊富な栄養や、潮の流れによる水中の酸素量、水温など、志津川湾には銀さけにとって心地のよい環境が揃っています」と、戸倉銀鮭養殖部会部会長の佐藤さん。さらに、広々と泳ぐことができる大きないけすや、宮城県産の飼料用米を配合した栄養満点のえさが、上質な肉質と味わいにつながっています。
 長年の経験をもとに、たっぷりの愛情を込めて育てられた銀さけは、今の時期しか味わえない"刺身用"もおすすめです。


肌寒さの残る朝4時頃。水揚げシーズンは、海が朝焼けに染まる早朝から出港します

「めぐみ野」志津川湾産 養殖銀さけおいしさのヒミツ

北海道産の天然銀さけの卵を宮城・岩手の山の淡水養殖池で孵化させ、約10ヵ月かけて稚魚を育成。
その後海上のいけすに移し、1尾170gほどの稚魚を出荷ができるサイズになるまで大きく育て水揚げします。

水温や気温が上昇するなど、予測が立てにくい年が続いています。水温や気温の変化に敏感な銀さけの日々の状態を観察し、えさの量やタイミングを細かく判断。長年の知識と経験がカギになります

水揚げ前には、目視で選別した大きく育った銀さけを1尾ずつ別のいけすに移し、3日間えさをあたえるのをストップ。身をギュッと引き締め、おいしさに磨きをかけます

養殖銀さけの丈夫な体をつくる \大きな八角形のいけす/

約3kmほど沖の場所に設けられた、一辺7.5m深さ約10mのすり鉢状の網が張られた八角形のいけすの中には、約3万5千尾の銀さけの稚魚が元気に泳ぎ回っています。稚魚は約8ヵ月かけて大きく育ち、志津川湾の早い潮の流れの中で元気で丈夫な体をつくります。

産地おすすめ情報 刺身で味わえるのは“今”だけ!

「めぐみ野」志津川湾産 養殖銀さけを“一度も凍結しない状態”で味わえるのは、漁獲のある5月から7月までの一番脂がのる今の時期だけ。水揚げ後の活け締めという鮮度保持処理により、鮮度抜群のおいしさを実現しています。程よく引き締まった身はとろけるような上品な脂が絶品です。店舗では刺身用も揃えていますので、ぜひ味わってみてください。※状況により提供期間が変更となる場合もあります。

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自慢のおいしさを食卓へ

(写真左)宮城県漁業協同組合
志津川支所 戸倉出張所 出張所長 齋藤 正明さん
6名の戸倉銀鮭養殖部会のメンバーが一丸となって、最高の養殖銀さけを自信を持って生産しています。森林の国際認証などを取得している志津川湾の豊かな山々と、山から流れ出る栄養をたくわえた海、身の引き締まった銀さけを育てる潮の流れがあってこその、志津川湾産のおいしい養殖銀さけを、ぜひ味わってみてください!

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「めぐみ野」志津川湾産 養殖銀さけ 取り扱い
みやぎ生協・コープふくしま全店
(A&COOP松島店・角田店を除く)

宅配カタログWeekでは「めぐみ野」志津川湾産 養殖塩銀鮭4切
(200g)を6月2週号・7月2週号で掲載します。