コープ東北産直

有機栽培や環境保全農業などに取り組む福島県・和歌山県・北海道・長崎県の生産地と提携し、
産直品を消費者へと届けるのが「コープ東北産直」。旬の野菜や果物を宅配で取り扱っています。

  • ①産地・生産者がわかること
  • ②生産方法・栽培方法がわかること
  • ③生産者と会員生協組合員との交流があること

「コープ東北産直」では、この3つのポイントを大切にしています。

人・土・気候が育む、格別な野菜たち<北海道 JAきたみらい>

人・土・気候が育む、格別な野菜たち<北海道 JAきたみらい>

じゃがいもと玉ねぎの栽培に最適な寒暖差と、北海道の中でも特に高い日照率・少ない降水量の環境を活かした野菜づくりを行う生産者たちに、おいしさのヒミツをお聞きしました。

寒暖差の激しい気候と太陽の恵み 代々続く土作りがおいしさのヒミツ

 北海道北東部に位置し、見渡す限り緑輝く山々に囲まれた町、訓子府町(くんねっぷちょう)。全国でも有数の日照率と、1年の最高寒暖差が約50℃にもなる盆地特有の内陸性気候が特徴です。野菜は朝晩の寒暖差によって糖度が上がるため、この地域で栽培されるじゃがいもや玉ねぎは、野菜本来の甘みや旨みをギュッと凝縮した味わいに育ちます。土作りにこだわった大地で育まれた野菜は、贅沢なおいしさを誇ります。さらに2022年からは、農機作業などにより排出されるCO²を減らす取り組みとして「カーボン・オフセット」を開始。2025年にはバイオ炭散布試験を行い、生産者一人ひとりがCO²を削減できる道を目指し進化を続けています。こうした地球環境を想う、野菜作りの先をゆく取り組みも、長年食の安全・安心を提供してきた生産体制につながっているのです。


JAきたみらいとは
2003年に8つのJAが合併し、北見盆地の輝かしい未来への願いを込めて名付けられた「きたみらい」。北海道でもいち早く、1987年から低農薬栽培をスタートしました。最新の技術導入やCO2排出量削減にも積極的に向き合い、近年の課題である気候変動にも負けない農業の確立に向けた対策に取り組んでいます。

【JAきたみらい 取り扱い品目】
産直じゃがいも(特別栽培)、産直玉ねぎ(特別栽培)、産直よくねたいも、産直玉ねぎ(真白)、産直赤玉ねぎ
【宅配カタログ】Week9月4週号では、新品種じゃがいも「ゆめいころ」も登場!(予定)

食の安全と地球環境を想う 持続可能な農業への取り組み

時代に先駆けた土作りへのこだわり

時代に先駆け低農薬栽培で、現在では農薬・化学肥料を慣行栽培以下で作る野菜を出荷しています。じゃがいもは3〜4年の輪作体系をとり、土壌の栄養バランスを維持。同じ土地で小麦やビートなどの異なる作物をローテーションで栽培し、ビートの葉を堆肥として土の中に入れて有機質を増やす土作りで、次の作物の生育を助けています。

輪作や学校と連携した食育、10年以上前から続く
生協の産地交流会などを通じ、持続可能な農業を
\見据えた取り組みを行っています/

大地の恵みを丸ごと味わうこだわりじゃがいも

生産者メッセージ

代々土作りにこだわってきた黒土は、肥沃な土壌で農作物の栽培に適しています。料理人さんからは「大地の味がする」とお声をいただいたことも。新品種ゆめいころも元気に育っています!ぜひ味わってみてくださいね。
(訓子府町馬鈴薯耕作組合 特別栽培部会(写真右)部会長 水留 亮さん(写真左)副部会長 佐々木 利治さん)

部会の農作業風景や活動内容は、ここからCheck!


植え付け後は2〜3回に分け土寄せを行い、また、農薬を極力使用しないクリーンな栽培をしています

期待の新品種「ゆめいころ」の特徴

新品種「ゆめいころ」

アイヌ語で「宝」を表す「いころ」を冠した、しっとり食感が魅力の新品種!男爵に比べて芽が浅く、煮崩れしにくいので調理しやすいのもポイント

日本一の収穫量を誇る自慢の玉ねぎ

生産者メッセージ

店頭でメンバー(組合員)さんから、おいしいとお声をいただくのが励みになっています。これからも、おいしい玉ねぎを安定してお届けしていきたいですね!
きたみらい玉葱振興会 特別栽培玉葱部会 部会長 河合 正重さん

苗の植え付けは、畑の水分状態がいい時を見極めるのが重要ポイント

植え付けから約2週間後の玉ねぎ。先端の茶色い部分が大きくなり、おいしい玉ねぎに育ちます

訓子府町や北見市の農家が加入するJAきたみらいは、日本一の玉ねぎ生産量を誇ります。玉ねぎ専業農家として29年目を迎える河合さんが出荷する特別栽培の玉ねぎの量は、年間約150トン。父の代から続く緑肥や堆肥を加えた栄養たっぷりの畑で、土づくりと品質にこだわった栽培に力を注いでいます。

コープ東北産直とは

東北6県の生協の事業連合「コープ東北サンネット事業連合」が有機栽培や環境保全農業などに取り組む福島県・和歌山県・北海道・長崎県の生産地と提携し、産直品を消費者へと届けるのが「コープ東北産直」。旬の野菜や果物を東北6県の宅配で取り扱っています。

①産地・生産者がわかること
②生産方法・栽培方法がわかること
③生産者と会員生協組合員との交流があること

「コープ東北産直」では、この3つのポイントを大切にしています。