ズボラでもラクちんに!「片づけ」で叶える幸せな暮らし ③今がチャンス!子どものおもちゃの片づけかた
子どもの「もの」は成長に伴いどんどん増えていくので、定期的な見直しが必要です。特に、おもちゃの片づけには頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
子どもと一緒に楽しみながら
クリスマス前のこの時期は、おもちゃの片づけにぴったりなタイミングです。
「サンタさんがくる前にきれいにしておこう!」「サンタさんのプレゼントを置けるスペースをつくっておこう!」などと声がけすると、子どももその気になりやすく、ワクワク楽しい気持ちで片づけることができます。お子様の年齢にもよりますが、子どものものはできるだけ子どもと一緒に片づけてください。
決して、知らないうちに勝手に捨ててしまったりしないようにしましょう。
『捨てるもの』より『好き』を選ぶ
大人は「遊んでいないおもちゃを捨ててスッキリ片づけよう」と思いがちですが、子どもに「いらないおもちゃどれ?」などと聞くと「全部いる!捨てないで!」と言われてしまうかも。そんな時は無理に捨てようとせずに、好きなおもちゃをいくつか選ばせてみてください。「好きなおもちゃ第一位はどれ?」などと順位をつけてもらうのもおすすめです。
あとは、選ばれなかった「あまり好きではないおもちゃ」をどうするか相談して決めます。しまっておく、お下がりにする、手放す(リサイクルショップ・捨てる)など親子で納得のいく方法を選べるといいですね。
人それぞれ価値観は違います。親が決めつけてしまわずに子どもの意見も聞きながら進めてみてください。
大量のおもちゃは1軍2軍にわけて収納
とっておきたいおもちゃが多い場合は、おもちゃの収納場所を2カ所にわける方法もあります。
よく遊ぶ1軍のおもちゃは、遊ぶ時間の長いリビングに。あまり遊ばない2軍のおもちゃは、2階の部屋に、など使用頻度によってわけます。成長とともに遊ぶおもちゃも変化するので、時々見直して1軍2軍の入れ替えをして、その時期に合ったおもちゃ収納に更新していくと散らかりにくくなります。
毎年クリスマス前におもちゃを見直すことを恒例にするのもいいですね。お子様と一緒に、楽しい雰囲気で片づけに取り組んでみましょう。
ものも情報も溢れている現代、片づけはますます難しくなっています。もし、うまくいかなくても自分を責める必要はありません。ぜひ、お気軽にご相談ください。(「片づけ」「はやさかひろみ」で検索)
ライフオーガナイザー(※1)
整理収納アドバイザー
はやさか ひろみ
宮城県在住。県内で10年にわたり個人宅での片づけレッスン、企業研修、各学校や市民センターなどの講師活動を続ける。自身が認める「ズボラさ」を活かし、同じくズボラで面倒くさがりという人を専門に「もの」や「思考」の片づけをサポートする「ズボラ片づけ専門家」。 ※1暮らしを最適化するための考えや感情の整理、住む人が使いやすく戻しやすい仕組みづくりなど「人」を主役とした片づけ法を提案する専門家。