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次世代へ伝え、つなぐために平和への願いを折り鶴にのせて

次世代へ伝え、つなぐために平和への願いを折り鶴にのせて

世界各地で起こる戦争。連日ニュースで報じられ、その様子に胸を痛める人も多いと思います。今、私たちは平和の大切さを次世代に伝えつなぐために、何ができるのか考えてみませんか。今回は平和を考え、つなぐために活動している方々の想いをお聞きしました。

次世代に平和を伝え、つないでいきたい みやぎ生協・コープふくしまの想い

生協のスローガン「平和とよりよき生活のために」は、平和な社会があるからこそ「よりよい生活」が成り立つことを大切にしています。平和な日々が脅かされず、戦争の悲劇を繰り返さないこと。人々が幸せに、安心に暮らせることを目指すことが今までも、これからも私たちの願いです。その想いを実現するために生協は平和を守り、次世代に伝えつないでいくことが大切だと考えています。みやぎ生協・コープふくしまは、これからも平和なくらしを守るためさまざまな活動に取り組んでいきます。

折り鶴の吹き流しに想いを込めて 「平和七夕」

世界平和と核兵器のない世界の実現を祈り、折り鶴の吹き流しを掲げてきた仙台の市民グループ「平和を祈る七夕」市民のつどい。グループ代表の油谷さんは、広島に原爆が投下された日と同じ8月6日に開催している仙台七夕まつりで、1976年より全国の個人や学校などから寄せられる折り鶴で、吹き流しや首にかけるレイを仲間とともに作り、掲げ続けてきました。
「この活動は『戦争や原爆の恐怖を風化させない、戦争を知らない世代に記憶をつなぎ平和の大切さを伝えたい』という想いが軸となっています。全国から寄せられる折り鶴は例年約100万羽。『1羽から参加できる』としている背景には、誰でも気軽に、そして身近に戦争と平和を考えるきっかけになってほしいという想いがあります」と、油谷さんは話します。
新型コロナウイルス拡大により人が集まる活動が制限され、仙台七夕での展示ができず、昨年は活動の想いに共感するみやぎ生協をはじめ、保育園や病院、各企業など合計46会場で折り鶴の吹き流しを展示。2年ぶりの開催となる今年の仙台七夕まつりでは、東日本大震災で被災し、今もなお苦難の中にいる人々、そして新型コロナウイルス終息の願いも込めた折り鶴の吹き流しが掲げられます。

みやぎ生協店舗でも 平和七夕を展示します

みやぎ生協文化会館ウィズのほか、高砂店、国見ヶ丘店、高森店、BRANCH仙台店、西多賀店、八木山店で、各地域のこ~ぷ委員会を中心に協力し、平和七夕を展示します。ぜひ、お店にも足を運んでご覧になってください。※展示店舗は増える場合もございます。