ボランティアと助け合いの輪
全国の生協と共に広げてきた、助け合いの輪と活動の様子をご紹介。
7月は「生協の日」 助け合いの組織としての取り組み
生協は助け合いの組織として、誰もが笑顔で暮らすことができる、持続可能な社会の実現をめざし、さまざまな取り組みを進めています。近年各地で発生している災害に対しても、全国から多くの生協組織が駆けつけ、被災地でボランティア活動を行っています。2011年3月に発生した東日本大震災の時には、発災後、約1ヵ月の間にみやぎ生協・コープふくしまのスタッフはもちろん、全国の60を超える生協から、のべ3000人を超える仲間が駆けつけてくださり、共に助け合いの輪を広げました。
その後、宮城県・福島県内でメンバー(組合員)によって行われた被災者支援のサロン活動(ふれあい喫茶やふれあいカフェ)にも、各地の生協から、来訪による支援や茶菓子・メッセージ・募金などの支援が寄せられました。その活動は現在でも、福島県内で定期的に行われ、交流の場から地域コミュニティづくりへとつながっています。
「生協の日」である7月に、改めて助け合うこと、寄り添うことの大切さを考えてみませんか。
全国の生協で広がる支援の輪 令和6年能登半島地震
2024年1月1日の令和6年能登半島地震では、石川県輪島市や珠洲市などの広範囲で家屋倒壊や津波被害が確認されました。今回の地震災害においても、みやぎ生協・コープふくしまをはじめ石川県の生協を中心に全国の生協が協力し、被災地域への支援に取り組んでいます。
「のとセンター」に掲示されている、全国の生協から寄せられたメッセージ
コープいしかわの職員に代わってみやぎ生協・コープふくしま職員が配達
福島県民として、今までご支援いただいたことに少しでも恩返しをしたいという気持ちで参加しました。
現状を知りこれからのサロンなどでの支援活動に活かしていければと思います
\人と人が寄り添う、助け合い/公営住宅でのコープふくしまのふれあいカフェ
コープ委員やボランティアが中心となり開催している「ふれあいカフェ」は、東日本大震災後、避難所の炊き出しから活動をスタートしました。現在は、公営住宅に移り住んだ方々や地域住民とのコミュニティの場を目的に、福島県内3ヵ所で活動を続けています。毎月第2金曜日、県営北沢又団地で行われる「ふれあいカフェ」では、季節の壁掛け作りや体操などのお楽しみを企画。楽しく笑顔が広がる地域の居場所、またつながりの場として、これからも活動は続きます。
一緒に身体を動かすことで、心がほぐれ、会話もはずみます
(写真左から)コープふくしま 地域代表理事 岡崎 香織さん、ふれあいカフェスタッフ 中村 宏子さん・瓶子 幸子さん
コープみえのサロン活動「つながりカレンダー」
コープみえからは、組合員・職員が描いたメッセージイラストに復興を願う想いを込めた「つながりカレンダー」を毎年送っていただいています。
コープふくしまでは、そのカレンダーを公営住宅に届ける活動を通じ、福島県に暮らす方々へつながりの気持ちを伝えています。
東日本大震災での支援活動 深まった全国の生協との絆
13年前の東日本大震災から2日後、コープこうべを皮切りに全国の生協の応援者がみやぎ生協・コープふくしまに駆けつけ、復旧の支援を受けました。当時の他生協との絆は、東日本大震災学習・資料室(仙台市泉区八乙女4-2-2 みやぎ生協文化会館ウィズ1階)にも展示しています。
コープふくしまと全国の生協職員
みやぎ生協を支援するコープこうべ職員
能登半島地震被災地へのメッセージ募集!
未だ不自由な生活を送るみなさまへ支援物資を添えてお届けします
8月30日(金)締切
下記のフォームよりメッセージをお寄せください(入力いただいた文面を、カードに印字します)。みなさまのご協力をお願いいたします。
⇒フォームはこちら
能登半島地震被災地メッセージを 支援物資とセットするボランティア募集!
日程▶︎8月7日(水)・8日(木)、9月11日(水)・12日(木)
時間▶︎10:00~15:00 ※この中のご都合のつく時間でOK
場所▶︎みやぎ生協文化会館ウィズ(仙台市泉区八乙女4-2-2)
7月30日は消費生活協同組合の日
日本生活協同組合連合会は「平和とよりよい生活のために」をスローガンに設立されました。創立70周年を機に登録したのが「消費生活協同組合の日」です。
\抽選で5名様へ/SCOOOP eyes特集プレゼント
日本生協連初代会長の賀川豊彦は「ボランチャー」という言葉を使い、現在につながるような被災地支援のあり方をつくり「ボランティアの父」と呼ばれていました。詳細はP.15「今月のプレゼント」の応募方法をチェック!