災害を忘れず、防災や次の支援へ 被災地を想い続け 気持ちを分かち合う

2024年12月5日に福島県桑折駅前団地集会所にて、コープみえのみなさんと地域の方と交流会を行いました
東日本大震災から14年
コープみえさんから頂いた「つながりカレンダー」
2011年3月11日、巨大地震と大津波、東京電力福島第一原発事故により、私たちの暮らしは大きく変わりました。3月は宮城県・福島県の私たちにとって忘れられない月です。発災後、宮城県・福島県内でメンバー(組合員)によって行われた被災者支援のサロン活動(ふれあい喫茶やふれあいカフェ)には、全国各地の生協から、来訪による支援や茶菓子・メッセージ・募金などが寄せられました。その活動は現在でも福島県内で続いているほか、宮城県内における地域コミュニティ作りにもつながっています。
また、この災害を決して忘れず、当時起きたことを次の世代につなげていくため、みやぎ生協・コープふくしまでは、「3・11を忘れない取り組み」「被災地訪問」「ローリングストックの普及」など、さまざまな防災・減災の取り組みを行い、メンバー(組合員)の参加も呼びかけています。
未来に向けて 私たちがこれからすべきこと
昨年1月は石川県能登半島で地震が、9月には同地域で豪雨災害が発災しました。能登半島地域の方々は多くが胸を痛めながらも、復興に向けて少しずつ前を向いています。
地震・台風・大雨など、近年は異常気象などによりさまざまな災害が起っています。今や災害はいつ起こるかわかりません。
被災地を想い続け、分かち合う気持ちを込め、私たちの住む宮城・福島で、「できること」から、これからの未来につなげていきませんか。
東日本大震災後、みやぎ生協を支援する
コープこうべ職員(2011年3月)
コープさいたまなどの職員がコープふくしまの店舗、センターへ応援に駆けつけました
みやぎ生協・コープふくしまでの取り組み
被災地をめぐる企画
コープふくしまでは、被災地をめぐる企画や学習会を多数開催。2024年度は全国から15生協のべ270人が福島を訪れ、実際に現地に足を運び、見て・聞いて・感じることを通じて、災害時の備えを未来へ語り継いでいます。
震災遺構・浪江町立請戸小学校へ。児童82人は職員とともに
1.5㎞離れた大平山に避難し無事に助かりました
3.11を忘れない取り組み
みやぎ生協では、東日本大震災の記憶と教訓を忘れず語り継ぐ企画を、県内のみやぎ生協各店舗・メンバー集会室などで継続して行っています。主催しているのは、各エリアのエリアサポーターのみなさん。それぞれ工夫を凝らして取り組んでいます。
開催一覧はこちらから
2024年2月高砂店での取り組みの様子(ローリングストック・災害への備えを考える)
2024年3月大河原店での取り組みの様子(備蓄の紹介や新聞紙でスリッパ作り)
能登半島地震支援の取り組み
穴水町へ訪問し、サロン活動を行いました
2024年10月と12月の2回、みやぎ生協・コープふくしまの理事・職員が、石川県穴水町を訪問してサロン活動を行いました。持参した「手作りキット」で小物作りや体操をしたほか、お茶を飲みながら交流をしました。
穴水町仮設住宅集会所でのサロン活動の様子
サロン参加者の中には、2024年6月から8月にみやぎ生協・コープふくしまのメンバー(組合員)から寄せられた「メッセージカード」を受け取った方も多く、たくさんの感謝の声をいただきました。
お礼を伝えたいと、届いたメッセージカードを持参された方も!
今後の能登支援情報はこちらからご確認ください
手作りキットボランティア募集!
(お子さまもご一緒に!)
30分程度で簡単に作れる小物の、1人分の材料と作り方をセットにした「手作りキット」。石川県内でのサロン活動で使用します。この「手作りキット」を作る活動に参加しませんか?
日 程▶︎3月26日(水)・27日(木)
時 間▶︎10:30~15:00(時間内で可能な範囲のご参加OK)
※ご参加いただく場合は、1時間以上の活動をお願いします
場 所▶︎みやぎ生協文化会館ウィズ(仙台市泉区八乙女4-2-2)
その他▶︎交通費支給(上限1,000円/みやぎ生協の基準でお支払い)
お問い合わせ
みやぎ生協 生活文化部
TEL.022-218-3880(9:30~18:00土・日・祝日除く)
参加申し込みはこちらから
企画名「手作りキットボランティア」を選択し、ご希望の日程と時間をご記入の上お申し込みください。