めぐみ野REPORT

今から50年前。みやぎ生協のメンバーさんや生産者の方々と始めた「顔とくらしの見える産直」。
生産者と消費者の食に対する思いを直接結ぶ「産消直結」の取り組みです。

口の中でほどける、ふっくら食感「めぐみ野」鹿児島県産 うなぎ蒲焼き

口の中でほどける、ふっくら食感「めぐみ野」鹿児島県産 うなぎ蒲焼き

鹿児島県曽於郡大崎町で養殖される鰻は、独特の臭みがなく身がふっくらしていると評判です。
おいしさにとことんこだわり、生産・加工しているプロフェッショナルの皆さんにお話をお聞きしました。

24時間体制で、鰻の成長を見極める鰻師

株式会社翔永淡水(しょうえいたんすい)
専務取締役
田中 輝久(てるひさ)さん

田中さんは養鰻場(ようまんじょう)に住居を構え、24時間体制で鰻と寝食を共にしている鰻師です。デリケートな鰻は健康管理や最適な環境を整えることが難しく、鰻師の「鰻を見極める仕事」がとても重要です。鰻を観察し、その状態を素早く判断する田中さんはこの道17年のスペシャリスト。日々、鰻の養殖に取り組んでいます。

素材のよさを最大限に引き出す魂を込め育て上げるおいしさ

養殖うなぎ生産量日本一の鹿児島県。その緑輝く山々に囲まれた、鹿児島県曽於(そお)郡大崎町で養殖されている「めぐみ野」うなぎ。「温暖な気候や豊富な地下水など、鹿児島ならではの風土がおいしい鰻の養殖に適しています」と鰻師の田中さん。試行錯誤の末、稚魚から成鰻まで完全無投薬の養殖に取り組み、計37ある池で約10万匹の鰻を育てる、鰻のスペシャリストです。
鰻師と呼ばれる田中さんたちは、鰻のエサを食べる様子や泳ぎ方、体調のサインを見逃さないよう注意深く観察します。さらに1日2回の池の水質チェックを行い、水のにごりなどの生育環境からも情報を集め、徹底した管理のもと、元気な鰻を育てることにこだわっています。水づくりやエサづくりに一切妥協せず、魂を込めて育てる鰻は、おいしさにこだわる鰻師の情熱の結晶なのです。

こんこんと湧き出る鹿児島の清らかな地下水(軟水)は、通年約20℃と養殖に適した温度です。

やりがいを感じる瞬間とは?

「お店で見かけたよ、おいしかったよ」と声をいただいた瞬間ですね。パッケージやお店のポップに生産者の顔が紹介されているので、安心な鰻を届けたいと、より気持ちが引き締まります。
(左:田中 輝久さん)

食べる人を想像して加工することで、地域ごとに愛されるおいしい蒲焼きを作っています。ぜひ味わってみてください!
(右:濱岡 宏吉さん)

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「めぐみ野」鹿児島県産 うなぎ蒲焼き 取り扱い
みやぎ生協・コープふくしま全店舗
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生産者のメッセージを動画でチェック
https://youtu.be/rhwvfXpXNL0