天空の園地から届くとっておきのおいしさ<和歌山県 紀ノ川農業協同組合>
和歌山県紀の川市の、「天空の園地」とも表すことができるほどの標高と、山々の斜面を活かし栽培される多様な果物。
そのおいしさにこだわる、生産者のみなさんの想いをお聞きしました。
険しい斜面でおいしく育つ果物たち 食味にこだわる生産者たちの想い
和歌山県北部に位置する紀の川市は、豊かな自然と美しい山々に囲まれた地域です。温暖な気候と長い日照時間、清流・紀の川がもたらす豊かな土壌のもと、多種多様な農作物が生産されています。中でも今が旬の柿やキウイ、2月頃から旬を迎えるはっさくは、地域の特徴を活かし、水はけのよい傾斜畑(山の斜面)で栽培することで味わいや食感に一層磨きがかかります。そのおいしさは、足場の不安定な山の斜面で果物と向き合う生産者たちの情熱があってこそ。さらに、土作りや共生する生き物への負担を考え、メンバー(組合員)の安全・安心への声に応える産地として、化学肥料や農薬の使用を一般(慣行)栽培の半分以下にする「特別栽培」の取り組みを推進、品質にこだわったおいしい農作物を生産しています。
紀ノ川(きのかわ)農業協同組合副組合長 産直たねなし柿生産者 西野 文敏(ふみとし)さん
食味にこだわり、味をよくするために摘らい・摘果・収穫を全て手作業で行っています。柿の木の寿命は100年以上にもなり、わたしの畑にも100年を超える木があります。ぜひ紀ノ川生まれの柿を味わってみてください!