めぐみ野REPORT

今から50年前。みやぎ生協のメンバーさんや生産者の方々と始めた「顔とくらしの見える産直」。
生産者と消費者の食に対する思いを直接結ぶ「産消直結」の取り組みです。

繊細な甘みとふっくら食感 「めぐみ野」宮城県産 北限の釜揚げしらす

繊細な甘みとふっくら食感 「めぐみ野」宮城県産 北限の釜揚げしらす

日本で最も北の地で水揚げされることから「北限のしらす」の名称で親しまれている、「めぐみ野」宮城県産北限の釜揚げしらす。
その水揚げから加工、出荷までを行う、宮城県名取市閖上にあるマルタ水産の相澤さんにお話をお聞きしました。

名取市閖上のおいしいしらすを、新しい食文化として発信

有限会社マルタ水産
取締役専務 相澤 太さん

宮城県名取市閖上の海岸沿いに工場を構え、水産品の加工を行っている有限会社マルタ水産は、今年で創業51年目を迎えます。2011年の東日本大震災で工場や自宅を全て失うも、その1カ月後には静岡県で働きながら釜揚げしらすの加工を学び、しらすをきっかけとした地元の復興を強く願い活動を続けています。

たくさんの人の想いと絆が育んだ北限のしらす誕生のストーリー

繊細な甘みとふっくらとした食感で、お料理を一層おいしく彩る「めぐみ野」宮城県産北限の釜揚げしらすは、脂ののった身が特徴です。この北限のしらす誕生には、しらすの産地として有名な静岡県の「めぐみ野」静岡県産釜揚げしらすを生産する株式会社マルカイとのストーリーがありました。
2011年の東日本大震災で宮城県の漁港は甚大な被害を受け、海の環境が変化してしまう中、マルタ水産の相澤さんは閖上の復興を胸に、震災から1カ月後にはマルカイに赴き、働きながらしらすの漁法や釜揚げ加工を学びました。その後、2017年から宮城県でしらす漁の操業がスタート。相澤さんは「しらす漁は漁師の腕が鍵となります。マルカイの海野さんとはその後も交流が続き、漁師と共に宮城に訪れ漁法を伝授してくれるなど、わたしにとって兄的な存在です」と当時を振り返ります。

株式会社マルカイの代表取締役副社長・海野さん。古くからしらす漁で栄える静岡県の用宗(もちむね)漁港の漁法や加工法をマルタ水産の相澤さんへ伝授しました

メンバー(組合員)へメッセージ

たくさんの人との出会いやチャンスがつながり、「めぐみ野」のブランドに仲間入りすることができました。北限のしらすが地元食材として、多くのメンバー(組合員)さんに愛されるように、これからも頑張っていきたいですね。おいしいしらすをお届けしますので、楽しみにお待ちください!

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生産者のメッセージを動画でチェック
https://youtu.be/sQH0UcEClEE