めぐみ野REPORT

今から50年前。みやぎ生協のメンバーさんや生産者の方々と始めた「顔とくらしの見える産直」。
生産者と消費者の食に対する思いを直接結ぶ「産消直結」の取り組みです。

ふくよかな甘みを頬張る幸せ 「めぐみ野」いちご

ふくよかな甘みを頬張る幸せ 「めぐみ野」いちご

「めぐみ野」いちご誕生の地でもある宮城県角田市は、今年で「めぐみ野」いちご45周年を迎えます。
いちご栽培に情熱を注ぐ小野さんにいちごの魅力と生産への想いをお聞きしました。

自信を持って「おいしい」と言えるいちごを

JAみやぎ仙南 小野貴嗣さん

11戸が生産に携わるJAみやぎ仙南(角田、丸森地区)の生産者の1人、小野貴嗣さんは28歳の時に父・孝一さんから1989年より続くいちご栽培を引き継ぎました。おいしいと自信を持ってお届けできるいちご作りにこだわり、日々栽培に向き合っています。

土耕栽培にこだわり 納得の味を追求するいちご作り

豊かな甘みの中にフワッと感じるバランスのよい酸味と、弾けるみずみずしさが魅力の「めぐみ野」いちごは、実が大きく、口いっぱいに頬張る瞬間の幸せもひとしおです。「土地柄、土がやわらかく、うねを立てるのにも労力がかかりますが、味を一番に考えた、土耕栽培を選択しました」と小野さん。納得できる味わいを求め、土耕栽培でのいちご作りを続けています。
土耕栽培ならではの、味が濃く深い甘みが出るという特徴を最大限に引き出すため、定期的に栄養分析を行う土作りや、多過ぎても少な過ぎても味に影響が出る水分管理、常に7度以上に保つ温度管理、害虫対策など日々の成長に気を配っています。
3月下旬からは、朝一番に収穫したいちごがその日のお昼頃に店頭に並ぶ「今朝もぎいちご」もスタート。鮮度抜群のいちごを味わってみてください。


大きくツヤツヤと輝き、ピンとしたハリのあるいちご。有機質肥料を多く使用し、土作りからこだわっています。

やりがいを感じる瞬間とは?

「おいしい」とお声をいただく瞬間です。名前を見て購入してくださる方や、毎年食べてくださる方から今年の感想をいただくことも励みになります!2019年10月の台風19号により、苗が全滅する被害を受けましたが、メンバー(組合員)のみなさんや関係機関の方々から緊急支援募金を通じ、支えていただき今があります。ご支援ありがとうございました。今後は収穫量をさらに増やしていくことを目標に、おいしさにこだわり、納得してお届けできるいちごを作っていきたいです。




生産者voiceを動画でチェック
https://youtu.be/UnjIlUfaLtE