教えて!SCOOOPさん

いつでも食べたい「バナナのおはなし」

一年を通して食卓に並ぶことの多いバナナ。 気になる保存法や疑問点、 コープで取り扱っているバナナについてお知らせします。

知っていますか? バナナの正しい保管方法

 みなさんは、購入したバナナを自宅でどのように保管していますか?バナナはとてもデリケートな果物なので、次のような点に気をつけて保管しましょう。
①冷蔵庫に入れない。バナナは暑い国の果物なので、冷蔵庫に入れると冷気で傷みやすくなります。
②バナナを下向き(山のように置く)にし「圧」がかからないようにするのがおすすめ。
③冬場は暖かい部屋で保管するか新聞紙に包みましょう。

食べごろのサインを見つけ 熟度が進みすぎないうちに 食べるのがポイント

 購入時はすべすべだったバナナでも、時間が経つと皮にポツポツとした茶色の点々が現れます。これを「シュガースポット」と呼びます。このシュガースポットが出たころが、バナナの一番の食べごろといわれています。シュガースポットができるのは、バナナは収穫後でも呼吸をしていて、バナナに含まれるポリフェノールが酸化することで皮が茶色に変化するため。シュガースポットのあるバナナは、熟成が進んで甘みが増すだけでなく、免疫力を高める効果があると考えられています。

あれ?どうして?? 「バナナの変化」のギモン

【黒くなっている】
 低温障害により、バナナが黒くなった可能性があります。バナナは13℃以下の寒い場所が苦手で、冷蔵庫などで保存すると低温障害を起こしてしまい、表皮が黒く変色し、熟成が進まなくなってしまいます。

【黒い粘着物が付いている】
 バナナの木の樹液の可能性があります。バナナの皮に付いた黒いネバネバした物質は、バナナの房をカットした時に出る樹液です。

【皮が縦に裂けている】
 温度や湿度の影響により、皮が裂けた可能性があります。皮の割れは、生育時にバナナが育ちすぎてしまった場合や、保管時に外の気温と室内の温度や湿度の差が大きい場合に発生しやすいといわれています。

コープのおすすめ 「フィリピンバナナ」について

コープの「フィリピンバナナ」は、フィリピンのミンダナオ島にある生協の指定園地で採れたバナナです。農薬、除草剤などはなるべく減らして、有機質肥料で栽培している安心で安全なバナナです。他国向けに輸出するバナナの園地とは完全に分けて栽培されているので、ほかの品質のバナナが混ざる心配もありません。