今が一番おいしい時期! ブロッコリーを知ろう
1年を通してお店に並び、いつでも楽しめるブロッコリーですが、実は一番おいしい時期はこれから。今回は、ブロッコリーについてご紹介します。
一番おいしい時期は晩秋の11月~春先の3月
ブロッコリーは宮城県、福島県はもちろん北海道から沖縄県など全国各地で作ることができる育てやすい野菜。夏の時期に種をまき、晩秋11月から春先の3月に収穫されたものが一番食べころです。
茎まで食べられるブロッコリーは栄養豊富な優秀食材
ブロッコリーの栄養素は、レモンよりもビタミンCが多く、疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果があると言われています。ビタミンCは水溶性のため、ブロッコリーを茹でると減少してしまいますが、それでもレモン約3個分のビタミンCを摂ることができます。つぼみの部分(花蕾)を食べるイメージがありますが、茎も食べられ、しかも、茎の方が栄養が豊富です。無駄になる部分がないという意味でも、ブロッコリーは優秀な食材です。
あれ? どうして? 「ブロッコリーの変化」のギモン
◎紫色に変色している
気温の変化により、変色した可能性があります。寒さにあたると、ブロッコリーに含まれる「アントシアニン」という色素によって表面が紫色になることがあります。
◎茎に空洞がある。
急激に成長したため、茎に空洞ができた可能性があります。降雨や気温の変化などの影響でブロッコリーが急激に成長すると、茎の生成が追いつかなくなり、空洞ができることがあります。
◎まだら模様になっている
生理現象により、まだら模様になった可能性があります。ブロッコリーのドーム状の食べる部分はつぼみ(花蕾)の集まりです。温度変化の影響で花蕾(からい)の生育スピードにばらつきができ、成長が遅れた部分が黄色く残ったものです。
おいしく保存するには?
ブロッコリーは、冷蔵庫での保存の目安は1週間。生のまま冷凍すれば、旨みや食感をキープしながらおよそ1ヵ月も長持ちさせることができます。
スコープが調査! お湯で茹でるベストタイム
お湯やレンジで茹で上げるブロッコリーですが、おいしく食べるためのベストタイムってどれくらい?
ちょっと知りたい茹で時間をお教えします。(レンジ加熱を除く)
○硬め :1分30秒
○通常:2分30秒~3分
○やわらかめ:4分以上
(注)スコープ独自調査です。ブロッコリーの状態でも変わりますのであくまでも目安となります。また茹で過ぎると、栄養素が損なわれる場合があります。