産地から想いとこだわりを<北海道 大雪を囲む会>
北海道の中心に連なり、大地に清水をもたらす大雪の山々。
その大雪山系を囲むように有機栽培生産者が集う「大雪を囲む会」の代表・一戸義則さんの農場で、こだわりの土づくりと野菜の栽培についてお聞きしました。
大雪を囲む会 代表 一戸義則さん
化学合成農薬、化学肥料を使わずに愛情を込めて土づくりから行っています。安全・安心で自然本来の味を感じられる野菜をぜひ、毎日の献立に取り入れてみてください。
微生物が働く良質の土をつくりその野菜が持つ本来の味を育てる
「これ、食べてごらん」。一戸さんがおもむろに土から抜いたごぼうをかじると、みずみずしく爽やかな食感とほのかな甘みが口いっぱいに広がります。生なのにアクやえぐみはまったくありません。にんじんもすっきりとした甘みと酸味があり、噛むほどに風味が強くなっていきます。
北海道の東部自然豊かな場所、美幌町にある一戸農場では、毎年、義則さんと2人の息子さんが丹精込めて自家製の完熟堆肥を作ります。栽培が始まると、約50haという広大な農地で各野菜の水分量や生育状況、病気がついていないかなど、まるでわが子のように愛情をかけ、自然の味を育てています。
化学合成農薬、化学肥料を使わずに愛情を込めて土づくりから行っています。安全・安心で自然本来の味を感じられる野菜をぜひ、毎日の献立に取り入れてみてください。